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事象

ThinkPad T480 に Windows11 を入れていますが、AC アダプタを抜き差しすると画面がブラックアウトしてしまう症状がありました。一瞬だけではありますが、一回抜いて移動してまたさして、みたいに短時間で繰り返すと、復帰に時間がかかってしまうことがあったりしたので、AC アダプタの抜き差しを避けていました。

対策

インテル グラフィック・コマンド・センターから「ダイナミック・リフレッシュ・レート・スイッチング」をオフにしたらブラックアウトしなくなりました。

ダイナミック・リフレッシュ・レート・スイッチング

詳細

動作的には画面の解像度などを変更したときの画面のちらつきに似ていたので、何らかのディスプレイ設定の変更かと思ったのですが、リフレッシュレートのようでした。設定>システム>ディスプレイ>ディスプレイの詳細設定 にリフレッシュレートを選択する項目があります。AC アダプタを接続していると、60Hz になっていました。

60Hz

AC アダプタを抜いてバッテリー駆動になると、画面がブラックアウトして自動的にリフレッシュレートが 48Hz に変更されました。

48Hz

Lenovo の設定アプリである Vantage にはそれらしい設定項目はありませんでした。なので、インテルのツールを使います。スタートメニューから「インテル グラフィック・コマンド・センター」を起動します。

インテル グラフィック・コマンド・センター

システム>電源とたどると、「ダイナミック・リフレッシュ・レート・スイッチング」の項目があります。この画面、少しわかりにくいのですが、「ゲーム中にバッテリーを節約」と「ダイナミック・リフレッシュ・レート・スイッチング」の項目も、その下にある「バッテリー駆動」と「電源に接続」のタブごとに設定が切り替わります。初期値は「電源に接続」は「ダイナミック・リフレッシュ・レート・スイッチング」はオフになっていて、「バッテリー駆動」ではオンになっています。そのため、AC アダプタの抜き差しで設定が変わってしまってブラックアウトが発生します。

初期値

設定が切り替わらなければいいはずなので、バッテリー駆動と電源に接続の設定を同じにすれば症状は改善します。多少バッテリーの駆動時間は減るかもしれませんが、今回は「ダイナミック・リフレッシュ・レート・スイッチング」はオフで統一することにしました。

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