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以前 black forest labs の FLUX.1 を試してみましたが、そちらの別バージョン的なモデル FLUX.2 がリリースされていました。FLUX.2 も様々なバリエーションがリリースされていますが、今回はローカル実行もしやすい軽量モデルの 「klein」を試してみます。

FLUX.2 [klein]

概要

  • ComfyUI で生成できました
  • 2026/1/25 時点では、ComfyUI を Nightly 版にしないと生成に失敗します
  • GeForce RTX 2070 (VRAM 8GB) でも生成できました
  • 1 枚生成するのに Distilled モデルだと 10 秒少し、ベースモデルでも 70 秒ほどで生成できました

準備

ComfyUI を更新する

ComfyUI を docker compose で構築する で用意した Docker Compose の環境を使います。ただ、FLUX.2 [klein] を使うには、Nightly 版を使う必要があります。今回使用する環境は Git で ComfyUI のコードをダウンロードしているため、以下のようにコマンドを実行してコードを最新化します。

cd ComfyUI/
git pull origin master
cd ..

ComfyUI の再起動だとうまく反映されなかったので、ComfyUI を実行するコンテナを再起動する必要がありました。カスタムノードの追加は特段必要ないようです。

ワークフロー & モデルのダウンロード

FLUX.2 [klein] のワークフローは、ComfyUI 上で取得できます。ComfyUI が開いたら左側メニューより「Template」をクリックします。

template

開いたウインドウの上部にある検索ボックスに「FLUX.2」と入力します。FLUX.2 向けのワークフローが表示されますが、今回は「Flux.2 [Klein] 4B: Text to Image」をクリックします。

すると ComfyUI にワークフローが読み込まれます。いくつか Missing models が表示されるかと思いますが、これからダウンロードするので無視して OK です。モデルのダウンロードについては、読み込んだワークフローの左端に説明があります。

Model links

text_encoders と vae はこのリンクからダウンロードしたモデルで問題ないのですが、diffusion_models については VRAM が厳しいので FP8 版を使いました。これは以下の Hugging Face からダウンロードできます。

black-forest-labs/FLUX.2-klein-base-4b-fp8

black-forest-labs/FLUX.2-klein-4b-fp8

ダウンロードしたファイルを、上記 Model links に記載のあるフォルダ構成 (ComfyUI/models 配下の各フォルダ) へ配置します。diffusion_models は FP8 版を使うので、少しファイル名は異なりますが配置先はこの通りにします。

実行

あとは実行するだけ・・・なのですが、ワークフローは Base 用と Distilled の二種類のワークフローがあります。どちらで生成したいかに応じて、不要な方を bypass させる必要がある点に注意が必要です。

workflow

上図で青丸で囲んだフローが Base 用、赤丸で囲んだのが Distilled のフローです。なので、この場合は Distilled のフロー (赤丸で囲んだ側) が bypass される色になっているので、Base モデルで生成を行います。Distilled のフローにしたい場合は、ノードを右クリックして「bypass」をクリックします。

bypass

これでどちらを bypass するか切り替えて実行する形です。

distilled

このようになっていれば、Distilled モデルで生成される形です。

Base モデルの出力例

base

Base モデルで生成すると、こちらの絵が出力されるまで 69.29 秒かかりました。

Distilled モデルの出力例

distilled

同じプロンプトで Distilled モデルの場合は生成に 13.06 秒かかりました。

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