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買ったモノ

以前から高圧洗浄機を使ってみたいと思っていました。洗車や家の外壁、浴室など使ってみたい場面はいくつかあったのですが、大きな用途となりそうな洗車に関しては、駐車場に電源がないことがネックでした。屋外なので遠くからコンセントを延長することも難しく、そうなるとかなり用途が限られそうなので購入を見送っていました。

しかし、最近はバッテリー駆動でもかなりの水圧が出るようだったので、そういうモデルの一つであるケルヒャーの OC5 Handy Plus を購入しました。

OC5 Handy Plus

もっと小さく折りたためる Handy Compact もありましたが、水圧がさらに落ちそうだったのと、洗車をするにはある程度の長さのノズルがあったほうが便利そうだと考えて、OC5 Handy にしました。

開封

box 1

箱を開けると 1 段目に説明書、本体、バッテリー、洗剤入れがあります。本体は思ったよりコンパクトで軽いです。

box 2

2 段目にはバケツ用ホース、ノズル、充電用の USB ケーブル、隠れて見えないですがペットボトル用ホースです。バケツ用ホースは 5m あるので、バケツは置いたまま結構動けます。ホースも柔軟性があるので、絡まったり取り回しが難しい感じはありませんでした。

充電用 USB ケーブルは普通の Type-A - Type-C ケーブルなので、これでなくても充電は可能です。なお、充電器は付属しないようです。

box 3

3 段目には折りたたみ式のバケツです。バケツ用ホースはこのバケツでないと使えないということはないのですが、使用後にホースや本体を収納しておくのにも便利かも、と思ってバケツ付きを購入しました。

バケツ

バケツを広げるとこんな感じ。容量的には 10L 入るようですが、取っ手の部分など、10L の重さに耐えられるのかどうかは不安になる作りです。

使用感

水圧

バッテリー駆動で気になる点と言えば水圧ですが、個人的には十分な水圧があります。この辺はケルヒャーのブランドを信じて良いところだと思いました。家のフェンスの土台になるコンクリート部分に、雨風でしみ込んだ汚れもきれいになりますし、車のワイパーの根本に詰まった落ち葉を水圧で書き出すこともできます。

バッテリー

battery

バッテリー本体に充電状況を示す LED があります。LED 横のボタンを押すと光りますし、本体に接続して水を出すときも LED が光りますし、充電中も光って充電状態を知らせてくれます。

charge

充電はバッテリーに直接 Type-C ケーブルを差し込みます。本体に接続するとこの差込口が隠れてしまうので、充電するときはバッテリーを本体から外す必要があります。また、先ほど充電ケーブルを Type-A - Type-C のケーブルだと書きましたが、Power Delivery ではなく普通の USB 充電です。説明書では充電時間は 5.5 時間とのことですが、一晩充電しておくくらいの感覚ですね。使用時間は最大 23 分とのことですが、水を出している時間がバッテリーを消費する時間のイメージなので、車一台の洗車くらいは大丈夫そうでした。

ただ、やはりバッテリーで駆動できるのは便利です。一応、2L のペットボトルにも対応していますし、充電も Type-C ケーブルがあれば対応できるので、外出時にも使えそうに思います。

バッテリーよりも水の消費が予想以上でした。説明書をみると最大 150L/h となっているので、毎分 2.5L くらい消費する感じですね。単純計算では付属の 10L のバケツを満杯にしても 4 分ほどで使いきる速さです。2L のペットボトルを使用して洗浄することもできますが、この場合は 1 分以内に水を使い切ってしまうイメージです。10L の水を何度も運ぶのも大変ですし、水の使用量とバッテリーの持続時間がうまくバランスが取れているような気がします。

使用中はそれなりに音が出ます。洗車のときならそこまで気にならないかもしれませんが、静かなところで使うとちょっと気になるレベルかもしれません。説明書では 69dB との記載があり、一般的な掃除機や洗濯機と同程度の騒音と言えそうです。

まとめ

まだまだ使い始めたばかりですが、予想以上に使い道がありそうに感じています。バッテリーの充電時間を考慮した運用が必要そうな点と、交換用のバッテリーが見当たらないので、将来的にバッテリーが消耗したときにどうなるのかといった、バッテリー回りの不安はありますが、とりあえず製品としてはとてもよくできていると思いました。

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