WSL Containers でコンテナ実行
2026年6月に行われた Microsoft BUILD で発表された、WSL Containers を試してみました。
前提
Windows11 で、すでに WSL は使用している環境です。Windows Insider Program には参加していませんが、更新プログラムは最新化しています。
インストール
2026年7月時点では、プレビュー版の WSL をインストールする必要がありそうです。これは PowerShell を開いて以下コマンドを実行するとインストールできます。
wsl --update --pre-release
このようにバージョン 2.9.3 に更新されると、wslc コマンドもインストールされます。ただ、この時点では実行ファイルが認識されないので、新たに PowerShell プロンプトを開き、
wslc --help
と実行するとコマンドが実行され、ヘルプが表示されます。
コマンド体系は Docker や Podman と変わらないようですね。
コンテナ起動
通常のコンテナ
以下のように PowerShell プロンプトから実行することが可能です。
wslc run --rm -it python:3.12-slim bash
自動的にコンテナイメージを pull しています。pull が終わるとコンテナ内のシェルが起動します。
GPU パススルー
wslc run のヘルプを確認すると、--gpus というオプションがあります。
では、GeForce RTX 2070 を乗せた PC でこのオプションを付けてコンテナを起動してみます。
wslc run --rm --gpus all ubuntu nvidia-smi
特段何も設定していませんが、このようにコンテナから GPU が認識されています。これは Linux コンテナを実行しやすくなりますね。
まとめ
これでコンテナ実行環境をあれこれ工夫しなくても、コマンドから実行しやすくなります。あとは git コマンドが標準で用意されていれば・・・
あと、compose はまだサポートされていないようです。そのうち実装されるようにも見えます。